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浪岡製作所は化学反応オートクレーブ、小型圧力容器のメーカーです。水熱合成、水熱反応、ナノ材料ゼオライト合成、亜臨界水、バイオマス、機能性材料評価等の高温高圧反応装置に実績が多いです。



TEL.
0282-21-8020

〒329-4306 栃木県栃木市岩舟町曲ケ島1378-2

温度コントローラ・制御盤PRODUCT

水熱合成、ゼオライト合成、ナノ材料、バイオマス、亜臨界水、超臨界CO2、超臨界アルコール、超臨界水、機能性材料、重合反応、ガス還元、水添反応、ガス化処理、電気化学、腐食試験用途向オートクレーブの温度コントローラ制御盤の製品紹介ページになります。

温度コントローラ・制御盤の電源仕様について

温度コントローラ・制御盤の電源はAC100VとAC200Vから選択可能です。反応器容量(ヒータ容量)と撹拌トルク(モータ出力)などを考慮の上で決定されます。

AC100V電源は、常設のコンセントプラグで使用可能な点がメリットです。ヒータ電流定格12A程度まで使用可能なため、500mlまでの高圧用途の圧力容器や1.5リットルまでの簡易容器を目安に選択可能です。
AC200V電源は、低電流で使用可能です。機器の電源や制御を集約する場合や、反応器の容量が大きい場合や高温条件、高トルクの場合はAC200Vを使用する傾向があります。

反応器容量から見た電源仕様

反応器容量から見た電源仕様の目安は下記表をご参考ください。(撹拌モーター別の場合)

シリーズ名 設計温度 AC100V  AC200V 
OCT/UN
OCM/UN
200℃ 1.5Lまで  2L 
OCTL/UN
OCML/UN
200℃ 3L~20L 
O-T/UN 200℃ 全サイズ 検討可能 
OVT/UN
OVM/UN
300℃ 500mlまで  600~2000ml
OVTL/UN
OVML/UN
270℃ 3.5~20L 
RVT/UN
RVM/UN
300℃ 500mlまで  600~1000ml
FVT/UN
FVM/UN
300℃ 500mlまで  600~1000ml
FVTL/UN
FVML/UN
300℃ 1.5~20L
H-RVT/UN
H-RVM/UN
500℃ (一部電気炉のみ) 標準200V
HP-RVT/UN
HP-RVM/UN
425℃ (一部電気炉のみ) 標準200V
SCW-B/UN 625℃ (一部電気炉のみ) 標準200V
MOV/UN 700℃ (一部電気炉のみ) 標準200V
 GACM/UN 200℃ 全サイズ  検討可能

撹拌トルクとモーターの定格電流について

標準仕様のモーターは低速域でも高トルクでの撹拌が可能なブラシレスモーターを採用しています。撹拌トルクとモーターの電源電圧により定格電流が異なります。

ブラシレスモーターの定格電流

撹拌トルク 代表シリーズ 最大電流A(定格電流A)
AC100V 200V単相 200V三相
2.00N・m OCM/UN
OCML/UN
OVML/UN
FVML/UN
9.3A(4.6A) 4.9A(2.7A) 3.4A(1.5A)
1.00N・m OVM/UN 6.8A(3.3A) 4.1A(2.0A) 2.0A(1.1A)
0.65N・m RVM/UN
FVM/UN
H-RVM/UN
HP-RVM/UN
3.3A(1.7A) 1.9A(1.0A) 1.1A(0.52A)
0.32N・m GACM/UN 2.0A(1.2A) 1.2A(0.7A) 0.75A(0.38A)

スピードコントロールモーターの定格電流

価格低減案として活用するスピードコントロールモーターの定格電流については、下記を参照下さい。スピードコントロールモーターは低速域のトルクが低い特性が有り、撹拌機の充分な性能を発揮できない場合があります。仕様変更に当たってはご注意ください。

モータ出力 周波数 トルク
90r/min
トルク
1200r/min(50Hz)

1450r/min(60Hz)
AC100V
電流A
AC200V
電流A
※参考値
90W 50Hz 0.11N・m 0.730N・m 2.4A 1.2A
60Hz 0.720N・m 2.6A 1.3A
60W 50Hz 0.11N・m 0.490N・m 1.6A 0.79A
60Hz 0.450N・m 0.81A
40W 50Hz 0.08N・m 0.320N・m 1.1A 0.61A
60Hz 0.300N・m
25W 50Hz 0.055N・m 0.205N・m 0.78A 0.41A
60Hz 0.200N・m

SSR制御とサイリスタ制御について(電力調整器)

主な温度制御方式として、SSR(ソリッドステートリレー)を使用するSSR制御と、電力調整器(SCR)を使用するサイリスタ制御が採用されます。制御精度、応答性、経済性など特徴があるため、用途に応じて使い分けされます。
制御精度や応答性を重視する場合はサイリスタ、比較的制御しやすい流体でコストパフォーマンスを重視する場合はSSRを使用します。

SSR制御の特徴

比較的安定性の良い流体向けの温度制御方式で、コストパフォーマンス良好で省スペースな制御盤が製作できます。制御精度や高速応答性はサイリスタ制御に比べると劣ります。

サイリスタ制御の特徴

制御精度や高速応答性に優れる制御です。外部設定器による手動補正も可能で、ヒータ出力抑制でオーバーシュート抑制にも対応しやすくなります。構成機器が増えるためSSRに比べて高コストかつ筐体が大きくなる傾向が有ります。

温度の制御モードについて(定値温度制御とプログラム温度制御)

温度制御は定値温度制御を行う場合にはプロセス温度調節計を使用します。プログラム温度制御を行う場合にはプログラム調節計を選定します。

定値制御温調計によっては、簡易的なプログラム制御が可能な機種があります。
また、プログラム温調計によっては定値温度制御と切替可能な機種もあります。

定値制御温度調節計

P(比例帯)、I(積分時間)、D(微分時間)等のパラメータで、設定した目標温度に昇温する温度調節計です。PIDはオートチューニング機能(AT)で適切なPID定数を算出します。

プログラム温度調節計

目標温度までの昇温時間や温度キープ時間など時間の設定が可能な温度調節計です。段階的な昇温や反応時間の設定による自動運転が可能です。多機能な機種が多く便利な反面、設定項目パラメータは多くなります。

温度調節計の寸法について

主要な温調計のサイズは48×48mm、48×96mm、96×96mmなどが代表的なサイズです。

サイズが大きいものは視認性が良好で、ワンタッチキーやファンクション機能付いているものが多く作業性に優れる機種が多いです。反面、コスト高になります。
サイズが小さいものは省スペースな点がメリットで、コンパクトで単機能の温度コントローラに使用されます。

温度調節計の測定精度について

温度調節計の測定精度を表す仕様で、代表的な測定精度は±0.1%(高精度)から±0.3%(標準)までの仕様のものが一般的です。使用する条件に応じて適する仕様を選択します。

測定精度の仕様

±0.1%  ±0.2%  ±0.25%  ±0.3% 

温度調節計のサンプリング(SP)周期について

温度センサーなどのデータ読み込み周期(速度)を指します。代表的なサンプリング周期は10ms、50ms、100ms、250ms、500msになります。制御流体の特性や温度制御方式により、高速サンプリング(10/50/100ms)と高分解能(250/500ms)から最適なSP周期の検討が必要です。

調節計の型式によっては、高速SP(50ms/100ms)と高分解能(250ms)のサンプリング周期が切換可能なものが有りますので、流体の特性がつかみづらい場合はSP周期が切換できるものを推奨します。

サンプリング周期の仕様

高速サンプリング 高分解能
10ms 50ms 100ms 250ms 500ms

温度調節計の伝送出力について

温度調節計のデータ(測定値/設定値/出力値/偏差値など)を伝送するための出力になります。出力可能なデータの種類は温度調節計ごとに異なるため、収集したいデータが伝送可能な機種であるかの確認が必要です。
また、記録計やデータロガーなどのデータ収集機器に伝送信号が入力可能か伝送信号の種類の確認が必要です。

伝送パラメータ

※温度調節計の機種により対応可能なパラメータは異なります。

標準設定 その他の伝送パラメータ
伝送なし 測定値 設定値 出力値 偏差値 出力プログラム値

伝送信号の種類

※温度調節計の機種により対応可能なパラメータは異なります。

直流電圧 直流電流 伝送なし
DC0~5V DC0~10V DC1~5V DC4~20mA DC0~20mA

温度調節計の警報出力について

温度調節計の警報機能は、警報となる条件を満たしたとき警報を出力する機能を言います。「警報条件は数値により条件設定」を行い、「警報出力の種類は温度調節計の機種で選択可能な種類の中から適する警報種類を選択」します。

警報出力の種類

メイン調節計は上限偏差警報、ヒータ調節計は上限入力値警報が設定される場合が多いです。

上限偏差警報 下限偏差警報 上下限偏差警報 範囲内警報 上限入力値警報
下限入力値警報 上限設定値警報 下限設定値警報 上限操作出力値 下限操作出力値

状態警報

プログラムエンドや機器異常、制御異常など所定の状態になった際に出力する警報です。機種により対応可能な状態警報の種類や警報点数が異なります。

入力異常警報 パターンエンド信号 FAIL警報
ヒータ断線警報 制御ループ断線警報 通信異常

温度制御方法について

温度の測定箇所や測定点数、温度調節計の連携により適切な温度制御方法で制御盤を製作可能です。主な温度制御方法としては、「内温制御」「外温制御」「カスケード制御」「マスタスレイブ制御」「マスタスレイブ・カスケードの組合せ制御」などを機器に応じて選択可能です。

温度制御方法

温度制御方法  制御 測定 制 御 概 要
内温制御 1点  ― 反応器内温を基準に温度制御
例)バッチ式の小容量の反応器など
外温制御
(内温モニタ)
1点 (1点) 反応器外部(ヒータ)温度を制御、安定させる。
反応器内温は測定のみ(モニタ)
例)外温から内温の予測が可能な場合など
カスケード制御  1点 1点  反応器内温のMVに応じて、ヒータ温度の設定値を
設定値範囲内で自動制御する。ヒータ温度に上限を
設けつつ効率良く昇温が可能。
例)ふっ素樹脂コート、PTFE内筒・PEEK内筒併用
  高温加熱炉など
 
マスタスレイブ制御 2点以上 ―  メイン調節計の設定値を通信等で連携させて運転。
ヒータを複数個使用して、均一に加熱する場合。
例)ゾーン制御など加熱器複数使用による均一加熱 
マスタスレイブ
+カスケード 
2点以上  2点以上 カスケード制御とマスタスレイブ制御の組合せ制御。
例)流通式の反応装置など

温度コントローラの選定フローチャート

オートクレーブ用温度コントローラ・制御盤をフローチャートで、簡単に選定可能です。

温度コントローラ・制御盤

オートクレーブユニット用温度コントロ―ラ・制御盤の紹介ページになります。
※温度調節計の仕様変更により、仕様が変更されることがあります。

 製品参考イメージ
※写真とは異なる
 場合があります。
仕様スペック
・電源・電流定格
・制御方式
・数値制御タイプ
・SP周期・SP精度
・伝送出力・警報出力
型式に関する解説
メリット 
デメリット
■TCR-01
  ■AC100V/200V兼用
■定格15A(負荷12A)
■SSR
■定値
■500ms■±0.3%F.S.
■伝送なし■警報なし
・制御性が容易な流体向、比較的安価
・500ml程度までの容器向
・AC100V/200V兼用で使用可能
・軽量、省スペース、簡易で取扱が容易
 
・PV等データ伝送機能はない
・警報出力、内部警報機能は無い
■TCR-02   
  ■AC100V
■定格15A(負荷12A)
■SSR
■定値
■500ms■±0.3%F.S.
■伝送なし■内部警報
・制御性が容易な流体向、比較的安価
・500ml程度までの容器向
・安価ながら内部温度警報回路付き
・軽量、省スペース、簡易で取扱が容易
 
・PV等データ伝送機能はない
・SSR制御なので、高精度には向かない
■TCR-03
  ■AC100V
■定格15A(負荷12A)
■SSR■定値兼用
■1×8プログラム
■500ms■±0.3%F.S.
■DC4-20■外部警報
・制御性が容易な流体向、比較的安価
・500ml程度までの容器向
・安価で1×8ステップ簡易プログラム付
・伝送信号DC4-20mA、外部向警報付
 
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
・SSR制御なので、高精度には向かない
■TCR-04 
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■SSR
■定値
■250ms■±0.2%F.S.
■伝送なし■内部警報
・スタンダード定値式、安全機能付
・6リットル程度までの容器向
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・定値タイプで標準的な制御能力
 
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
・SSR制御なので、高精度には向かない
■TCR-05 
■AC100V/200V選択
■定格30A
■SSR
■2×8プログラム
■500ms■±0.3%F.S.
■伝送なし■内部警報
・制御性が容易な流体向・簡易プログラム
・6リットル程度までの容器向
・2×8ステップ簡易プログラム付
・内部温度警報回路付き
・PV伝送機能はない
・SSR制御なので、高精度に向かない
■TCR-06
■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ
■定値
■500ms■±0.3%F.S.
■伝送なし■内部警報
・制御性が容易な流体向・定値制御用
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用
・内部温度警報回路付
・PV伝送機能はない
・サンプリング周期遅く、制御応答性劣る
■TCR-07
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ
■2×8プログラム
■500ms■±0.3%F.S.
■伝送なし■内部警報
・制御性が容易な流体向・プログラム制御
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用
・内部温度警報回路付
・PV伝送機能はない
・サンプリング周期遅く、制御応答性劣る
■TCR-08
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ
■定値
■250ms■±0.25%F.S.
■DC0-10V■外部警報
・スタンダード仕様・定値制御用
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用
・PV伝送信号付
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
・高速応答性が必要な場合はTCR-09推奨
■TCR-09
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ
■定値
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■外部警報
・プロセス制御仕様・定値制御用
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用、高精度SP
・PV伝送信号付
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
■TCR-10
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ■定値兼用
■4×16プログラム
■250ms■±0.3%F.S.
■DC0-10V■外部警報
・スタンダード仕様・プログラム制御
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用
・PV伝送信号付・定値モード付
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
・高速応答性が必要な場合はTCR-11推奨
■TCR-11   
  ■AC100V/200V選択
■定格30A
■サイリスタ■定値兼用
■20×20プログラム
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■外部警報
・プロセス制御仕様・プログラム制御
・6リットル程度までの容器向
・サイリスタ制御を採用、高精度SP
・PV伝送信号付・定値モード付
・外部警報は安全機器と組合せ構築必要
■TCR-12   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■SSR■定値タイプ
■1×8簡易プログラム
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR制御プロセス調節計、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・用途でSP周期切替可能50/100/250ms
 
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-13   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■SSR
■定値タイプ
■50ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
 
・SSR高速プロセス調節計、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高速応答SP周期50ms(1点入力時)
 
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-14   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■SSR
■定値タイプ
■10ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR超高速プロセス調節計、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・超高速応答SP周期10ms(1点入力時)
 
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-15
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■SSR■定値タイプ
■1温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR制御カスケード制御、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・2入力調節計使用で、省スペース設計
 
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-16 
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SSR
■定値■1×8プログラム
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR制御カスケード制御、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
 
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-17
■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SSR
■定値兼用可能
■16×16プログラム
■50ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR高速プログラム調節計、安全機能付
・5リットル程度までの容器・定値兼用可
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高速応答SP周期50ms・伝送信号付
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-18  
■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SSR
■定値兼用可能
■32×32プログラム
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR高機能プログラム調節計、安全機能
・5リットル程度までの容器・定値兼用可
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高機能SP100ms・伝送信号付
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-19  
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SSR
■定値■32×32PG制御
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・SSR高機能プログラム調節計カスケード
・5リットル程度までの容器・定値兼用可
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・SSR制御なので、高精度制御には不向き
■TCR-20   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ
■定値■1×8簡易PG
100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御高精度プロセス調節計
・5リットル程度までの容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・用途でSP周期切替可能50/100/250ms
・伝送信号付
・簡易プログラム機能付
■TCR-21  
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ
■定値
■50ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御高速プロセス調節計
・5リットル程度までの容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・伝送信号付

■TCR-22   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ
■定値
■10ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報 
・サイリスタ制御超高速プロセス調節計
・5リットル程度までの容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・伝送信号付

■TCR-23   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ■定値
■1温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御カスケード制御
・5リットル程度までの容器・定値タイプ
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・2入力調節計使用で、省スペース設計
 

■TCR-24   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SCR
■定値■1×8簡易PG
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御高機能カスケード制御
・5リットル程度までの容器・定値制御
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・簡易プログラム機能付
・伝送信号付
■TCR-25   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ
■定値■16×16PG制御
■50ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御高速プログラム調節計
・5リットル程度までの容器
・高速プログラム制御
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・伝送信号付
■TCR-26   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A
■サイリスタ
■定値■32×32PG制御
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御高機能プログラム調節計
・5リットル程度までの容器
・定値タイプ兼用可能
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・伝送信号付
■TCR-27   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/20A■SCR
■定値■32×32PG制御
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
・サイリスタ制御プログラムカスケード
・5リットル程度までの容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・定値機能兼用可能
・伝送信号付
■TCR-28   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/40A■SCR
■定値■1×8簡易PG
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
 
・サイリスタ制御高機能カスケード制御
・6リットル程度までの容器・定値制御
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・簡易プログラム機能付・伝送信号付
・モーターユニット集約・圧力警報付加
■TCR-29   
  ■AC100V/200V選択
■定格15A/40A■SCR
■定値■32×32PG制御
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
 
・サイリスタ制御プログラムカスケード
・6リットル程度までの容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・定値制御兼用可能・伝送信号付
・モーターユニット集約・圧力警報付加
■TCR-30   
  ■AC200V
■定格60A■サイリスタ
■定値■1×8簡易PG
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
 
・サイリスタ制御高機能カスケード制御
・20リットル以上の容器・定値制御
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・簡易プログラム機能付・伝送信号付
・モーターユニット集約・圧力警報付加
■TCR-31   
  ■AC200V
■定格60A■サイリスタ
■定値■32×32PG制御
■2温調2点カスケード
■100ms■±0.1%F.S.
■DC0-10V■内部警報
 
・サイリスタ制御プログラムカスケード
・20リットル以上の容器
・内部温度警報回路付で安全機能を向上
・高精度調節計2基によるカスケード制御
・定値制御兼用可能・伝送信号付
・モーターユニット集約・圧力警報付加

製品資料集

製品についての関連資料(PDF形式)を下記から閲覧ダウンロードいただけます。
代表型式以外の資料請求については、ご連絡下さい。送信させていただきます。

実売価格表はユーザー、ディーラー区分を明記の上メールにてご連絡下さい。
実売価格表専用ページのパスワードを発行致します。

 資料名 資料の内容 PDF
 カタログ・定価表 温度コントローラのカタログ・定価表

特殊仕様制御盤

カスタム仕様の制御盤製作例です。

  ■SSR制御のプロセス調節計を使用した2温調
 定値カスケード方式の制御盤
■圧力センサーを付加し、デジタル表示と圧
 力警報、伝送信号を端子台から取り込み
■トルクリミット付ブラシレスモーターの
 回転数をデジタル表示、伝送信号を端子台
 から取り込み
  ■バッチ式オートクレーブ6基分を制御盤に集
 約
■定値温調器、ブラシレスモータ、圧力指示
 計を集約
■温度制御の運転開始指令をPCから実行
■PCへ温度圧力データの収集
■温度、圧力異常による制御停止

  ■ガス還元試験機の圧力容器の温度制御用途
■マスタ・スレーブ制御で容器温度を連携し
 てプログラム制御
■下段調節計でヒータ温度のリミット管理
■プログラムエンドで加熱器自動切
■加熱器自動切後、電磁弁を開放し圧力容器
 の強制冷却水を通水
  ■腐食環境試験用の圧力容器制御用途
■ソーク機能を使用して、目標温度到達後に
 一定時間経過後ヒータを自動切
■下段温調計で、ヒータ温度上限温度を管理
 (現状は効率性からカスケード制御を推奨)
■圧力センサーの圧力をデジタル表示、警報
 の取り込み、測定値の伝送
■記録計で温度、圧力の測定値を収集
  ■ガス化処理用の反応器温度制御用途
■加熱器温度のゾーン制御用
■マスタスレーブ制御で、目標温度を連携制御
■温度、外部圧力計、モーターからの警報取込
■外部停止信号による制御停止
■異常発生時にブザー発報
■パターンエンド(プログラムエンド)による
 自動停止
 
  ■SSR制御による2温調計カスケード制御
■温度、圧力、外部チラーから異常警報取込
■警報による制御停止
■警報発報時、ブザー作動
■チラーによる冷却温度監視温度計の追加
  ■素材の研究開発用のデータ収集用制御盤
■温度、圧力、回転数の測定表示
■測定データの外部端子出力
■温度、圧力、モーター異常の検知
■ブザーによる異常の発報
 

温度コントローラ、制御盤に関する用語集

温度コントローラや制御盤を構成する要素や機能を等について、簡単にまとめた解説資料になります。選定にあたってのご参考ください。

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